2匹のまだら犬→2匹のクリームパン犬
現在、2匹のチワワと暮らしています。以前は2匹のまだら親子と1匹の黒娘でした。
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交配するための覚悟
さて、犬の出産についての勉強開始です。
約10年前の話しです。
インターネットで検索検索の毎日ですが、今ほど情報もなかったんです。
ブログなんてありませんでしたからね。良い時代になったもんです。
「今時の若いモンは!」と言いたくなるほどです。
それでも、載っているサイトはあるものです。
まず、ダックスの交配はとても難しいという事がわかりました。
ダックスは毛色が豊富です。
それが魅力の一つでもありますが、この毛色によって交配してはいけないという約束があります。
・被毛の違うダックス(ロングとスムース、とか)
・色の薄い子同士(クリームとシェーデットクリームとか)
・ダップルとダップル
その他もっともっとたくさん・・・
正直、ダックスの交配はとても奥が深いです。
毛色が多い分、タブーもたくさんあるのです。
簡単に出来るものではありませんでした。
(タブーの詳細については、これ以上書きません。適当な知識で書けるものではありませんので)
なぜタブーなのか。
それは、簡単に言うと奇形を含め病気の子が産まれるからです。
そして、病気の子が産まれたら、どうするのか。
「最後まで面倒を見るわ!」と口で言うのは簡単ですし、一見美しく見えます。
しかし、それは現実的ではありません。
目を覆ってしまうような奇形の子が生まれても言えるのでしょうか。
外見的には何ともないような子でも、内臓疾患があったらどうすべきなのでしょうか。
薬を飲んで何とかなるレベルであるならばいいのですが、
内臓の何かが欠落していたら?
実は、↑これはその頃一緒に働いていた猫のブリーダーさんに言われた事です。
このように、見た目(レントゲンも含めて)で分かるのならいいのですが、
ダックスのタブーに「青い目(ブルーアイ)」があります。
「青い目」をして生まれてきた子は、この毛色のタブーを犯している子なのです。
視聴覚が弱く、健康面に問題があります。
生まれてすぐはなんの疾患がなくとも「青い目」をした元気に動いてる子をどうするのか。
タブーを犯さないように交配すればいいじゃないか、と思うかもしれません。
が、そのダックスが本当にその色なのかどうか、実は分からない場合もあるのです。
母犬のダップル(まだら)はたくさん出ていて、よくわかりますが、
小さい時に胸に一部だけ出ている子が大人になってそのダップルが消えて(見えなくなって)
しまう事などがよくあるのです。
レッドの子はもっと注意しなくてはいけません。
レッドダップルというのもありますが、これは大人になるとほぼダップルが消えてしまいます。
最初に産ませた方がダップルを見落として、「ブラックタンです」「レッドです」と言って
譲り受ける事もたくさんあります。
そのために血統書があるのですが、見落とした毛色で登録すればそのままです。
そのためにも祖父母の代までさかのぼる必要があり、100%タブーを犯さないとは言い切れないのです。
そして、そのブリーダーさんが言った事は今も忘れません。
「淘汰するのも飼い主の責任。交配するからにはその覚悟も必要。
命をつくり、育てていくという事はそれほど重いこと」
もちろん、救える命は救うつもりですが、
これも一つの選択として、そしてそれを選んだ場合は一生その十字架を背負って行くと
覚悟を決めました。
当時も今もダックスフントは人気があり、
このように難しい交配にも関わらず、たくさん交配されていました。
ちょうど母犬を飼って3年くらいでシルバーダップルは一般的になり、
チョコタンやブラック&クリームなどが増えました。
そして、交配のタブーを破って出来た子も目立ち始めました。
これだけダックスフントがいるのですから、
珍しい毛色の子が欲しいと思うのもわからなくはないです。
しかし、それはタブーを破ったからこそできる毛色なのです。
私はこのとき、覚悟を決めて母犬を交配させたのですが、
もしこれから先、犬を交配させるか?と聞かれたら、私はもうしません。
それほど、命というのは重くて大変なものなのです。
母犬の子供たちは4匹産まれ、幸いにも4匹無事に元気でした。
今回はだんだんとトーンが重くなってしまいました。
ま、それだけ交配は大変ですよって事ですな。
約10年前の話しです。
インターネットで検索検索の毎日ですが、今ほど情報もなかったんです。
ブログなんてありませんでしたからね。良い時代になったもんです。
「今時の若いモンは!」と言いたくなるほどです。
それでも、載っているサイトはあるものです。
まず、ダックスの交配はとても難しいという事がわかりました。
ダックスは毛色が豊富です。
それが魅力の一つでもありますが、この毛色によって交配してはいけないという約束があります。
・被毛の違うダックス(ロングとスムース、とか)
・色の薄い子同士(クリームとシェーデットクリームとか)
・ダップルとダップル
その他もっともっとたくさん・・・
正直、ダックスの交配はとても奥が深いです。
毛色が多い分、タブーもたくさんあるのです。
簡単に出来るものではありませんでした。
(タブーの詳細については、これ以上書きません。適当な知識で書けるものではありませんので)
なぜタブーなのか。
それは、簡単に言うと奇形を含め病気の子が産まれるからです。
そして、病気の子が産まれたら、どうするのか。
「最後まで面倒を見るわ!」と口で言うのは簡単ですし、一見美しく見えます。
しかし、それは現実的ではありません。
目を覆ってしまうような奇形の子が生まれても言えるのでしょうか。
外見的には何ともないような子でも、内臓疾患があったらどうすべきなのでしょうか。
薬を飲んで何とかなるレベルであるならばいいのですが、
内臓の何かが欠落していたら?
実は、↑これはその頃一緒に働いていた猫のブリーダーさんに言われた事です。
このように、見た目(レントゲンも含めて)で分かるのならいいのですが、
ダックスのタブーに「青い目(ブルーアイ)」があります。
「青い目」をして生まれてきた子は、この毛色のタブーを犯している子なのです。
視聴覚が弱く、健康面に問題があります。
生まれてすぐはなんの疾患がなくとも「青い目」をした元気に動いてる子をどうするのか。
タブーを犯さないように交配すればいいじゃないか、と思うかもしれません。
が、そのダックスが本当にその色なのかどうか、実は分からない場合もあるのです。
母犬のダップル(まだら)はたくさん出ていて、よくわかりますが、
小さい時に胸に一部だけ出ている子が大人になってそのダップルが消えて(見えなくなって)
しまう事などがよくあるのです。
レッドの子はもっと注意しなくてはいけません。
レッドダップルというのもありますが、これは大人になるとほぼダップルが消えてしまいます。
最初に産ませた方がダップルを見落として、「ブラックタンです」「レッドです」と言って
譲り受ける事もたくさんあります。
そのために血統書があるのですが、見落とした毛色で登録すればそのままです。
そのためにも祖父母の代までさかのぼる必要があり、100%タブーを犯さないとは言い切れないのです。
そして、そのブリーダーさんが言った事は今も忘れません。
「淘汰するのも飼い主の責任。交配するからにはその覚悟も必要。
命をつくり、育てていくという事はそれほど重いこと」
もちろん、救える命は救うつもりですが、
これも一つの選択として、そしてそれを選んだ場合は一生その十字架を背負って行くと
覚悟を決めました。
当時も今もダックスフントは人気があり、
このように難しい交配にも関わらず、たくさん交配されていました。
ちょうど母犬を飼って3年くらいでシルバーダップルは一般的になり、
チョコタンやブラック&クリームなどが増えました。
そして、交配のタブーを破って出来た子も目立ち始めました。
これだけダックスフントがいるのですから、
珍しい毛色の子が欲しいと思うのもわからなくはないです。
しかし、それはタブーを破ったからこそできる毛色なのです。
私はこのとき、覚悟を決めて母犬を交配させたのですが、
もしこれから先、犬を交配させるか?と聞かれたら、私はもうしません。
それほど、命というのは重くて大変なものなのです。
母犬の子供たちは4匹産まれ、幸いにも4匹無事に元気でした。
今回はだんだんとトーンが重くなってしまいました。
ま、それだけ交配は大変ですよって事ですな。
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